どうぞ良いお年を

あと30分くらいで年が変わります。

6月に千葉に戻ってきてからあっという間の7か月でした。
クライアントにも、プロジェクトにも、チームにも本当に恵まれました。
豊かで実りの多い時間でした。

ひとりでお仕事させていただくようになって、
ご縁にただただ感謝するばかりです。
点と点が繋がって、その線が太くなるような体験をたくさんさせていただきました。

来年も、その次の年も、そのまた次の年も楽しみだなぁ。

みなさま、どうぞ良いお年をお過ごしください。
素晴らしい一年をありがとうございました。
来る年が、皆様にとってさらに楽しい一年になりますように。


2015.12.31

さよなら

昨日のこと。シネマライズに行ってきました。

この映画館は来年の1/7に閉館してしまうそうです。
ネットで知ってびっくりしました。
なんとか間に合った。

ここは大学生の頃にちょこちょこと通った思い出の場所です。
もう、ふらりと立ち寄れないのは寂しいけど、
自分はたっぷり栄養をもらった気がします。
好きな映画、音楽の嗅ぎ分け方みたいなのを教えてもらいました。

高校、大学くらいの柔らかい時期に「こんな面白いのあるんだぜ」って
さらりとみせてくれる、こういう親戚のお兄ちゃん的な場所があるっていうのが
大事なんじゃないかな?とおじさんになって思いました。

もしかしたら、こういう場所に変わる「こと」「場」を
いまの10代~20代くらいの人は持っているのかもしれないな。

僕はたくさんの知らない景色をここで観せてもらいました。
ありがと。


2015.12.30

じゅん散歩

テレビ朝日で放送している高田純次さんの「じゅん散歩」ご存知でしょうか?
そう!地井武男さんの「ちい散歩」の後継番組です。

その24日放送回で、パッケージを担当させていただいた
まごのごま」を紹介してもらえるようです。
高田さんのゆるさがいい感じの散歩番組で、
以前からタイミングが合えば観ていました。

そこで紹介してもらうるなんて嬉しくて、宣伝させてもらいました :-p
もしお時間がありましたら、24日(木)の9:55からは5chでお願いします。


2015.12.22

ただいま

12/1-12/12で行われたDOOR to ASIAのプログラムが終了しました!
前回のアップ時には「あれこれ紹介していきたいと思っています。」と
意気込んでおきながら、全く更新せずですいません。

とにかく楽しい12日間でした。
そして奇跡的なプログラムでした。

でも、文章にまとめるにはもう少し冷却期間が必要な気がしています。
まとめちゃうのは惜しいし、
思うがまま書いちゃうと意味不明になりそうです。

ホームページを作りながら、この12日間を反芻して、
完成のお知らせをする時までには、言葉にできるよう再チャレンジします。


2015.12.17(撮影:新田理恵さん)

行くぜ、東北。

すっかりご無沙汰しております。
たくさんご報告があります!
ありますが、ありすぎて何からお伝えすればいいのか 、、、
とにかく先月は怒涛のひと月でした。
どれも思い入れのたっぷり詰まったプロジェクトなので、
これから、ひとつひとつ丁寧に書いていきたいと思っています。

まずは今日から始まるプロジェクトについて、
簡単になりますがご紹介させてください。

本日から12日まで「DOOR to ASIA」という
デザイナー・イン・レジデンス プログラムに参加するため、
岩手県 陸前高田市に行ってきます!

5か国8人のアジア人デザイナーが陸前高田に滞在し、
現地の事業者さんと交流しながら、デザイン提案するというものです。

私はWEBデザインと、
上記デザイナーと一緒に滞在、制作させていただきます。
せっかく特別な機会をいただいたので、
私の限られた視点になりますが、現状の東北の生活や、
アジア人デザイナーの皆さんを紹介していきたいと思っています。
めっちゃくちゃ楽しい12日間になりそうです。

では、いってきます。

▽よかったらのぞいてみてください。
・DOOR to ASIA ティザーサイト
・DOOR to ASIA Facebookページ


2015.12.01

他人の空似 その2

起業のお祝いをいただきました。
くいだおれ太郎グッズ。

似ているからと、名古屋の友人がわざわざ大阪で買ってきてくれたそうです。
「丸顔」+「メガネ」+「シマシマ」


2015.10.25

成人式のような気分

'15.10.15と並びの良き今日。
成田税務署に「個人事業の開業届出」を提出してきました。

昨日と今日で変わりはありませんが、
これまでより、ちょっとだけ背筋が伸びるような気がしています。

抱負を述べたいところではありますが、それはこっそりしまっておいて、
結果をご報告することで、代わりにしたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします。
(P.S. あっ、そういえば成人式は家のコタツにいて出てなかった :-p )


2015.10.15

好きになるもの

先日友人と電話していると「まだダサいもの選んでる?」と聞かれました。

そういう選択基準がすっかり身に付いているので忘れていましたが、
「同一商品で、配色(柄)に悩んだらダサい方を選んでる」と学生時分話していました。
どうもシュッとしてない方が、自分は愛着を持ちやすく、飽きにくいタチのようです。

そういえば物に限らず音楽とか映画とか、処女作をリピートすることが多いです。
まだ洗練されてなさというか、
その人だけが持ってる体臭のような感覚が濃く残ってるものに惹かれます。

あと、失敗作と言われているものの中にも好きな作品が多い。
残念ながら一般受けしなかった挑戦っていうのも、
やっぱりその人だけが持つ風景が広がっているからかも。


2015.10.09

見立て



おまえ百まで、わしゃ九十九まで。共に白髪の生えるまで。

この謡は能の演目「高砂」を引用しているそうです。
また上の動画にもありますが、この演目をモチーフにした高砂人形は
おばあさんの持つ箒から「掃く」と「百」。
おじいさんの「熊手」と「九十九まで」を掛けて、
夫婦和合・偕老長寿の象徴としているとのことです。

「高砂」作者の世阿弥は高砂神社にあった「相生の松」の伝承、
古今和歌集仮名序を下敷きに、多重にイメージのレイヤを重ねて
歌道の永遠なることを願って書いたそうです。

能に限らず和菓子とか、工芸品とか、和柄とか「見立て」の手法が好きです。
入れ子状に張り巡らされた伏線を辿って、
到達した先のイメージの広がりの豊かさにドキッとします。
卒制、卒論も「見立て」についてでした。
その作業中にBGMとして流していたのがサザエさんでした。

追伸:このサムネイルの書体も絵も最高ですね。もちろん内容も名作!


2015.10.04

共作

"スティーヴ・アルビニがダンス・ミュージックをこきおろしたメールの文章が
イギリスで街頭広告として使われている。"(Sourse:rockin'on RO69

同世代でインディーミュージック好きなら、きっとニヤリとしちゃうポスター。
スティーブ・アルビニXLレコーディングスの組み合わせだから最高!


2015.10.02

いつもお世話になってます!

いえいえ、そんなお世話だなんて、、、
というか、はじめましてです。

このやりとり結構あります。
昨日も駅の改札を出る瞬間、顔をのぞき込まれながら、
「いや〜、やられたよ〜。」と話しかけれました。

よくある顔らしいのです。
それが有名人とかではなく、ご近所さんとか、親戚にいるらしいのです。

「いとこの◯◯ちゃんに似てるんだけど会ったことない?」
ーいいえ、ありません。

「隣に住んでた◯◯君にそっくり、親戚だったりしないよね?」
ー多分、他人です。

コンビニで電車待ちしてたら、知らないおばあちゃんが
「孫にそっくりなの〜」って胸ポケットに150円入れて走って去られたり、

初めて行った喫茶店のお会計の際、
「連日ありがとうございます!昨日はランチに来ていただきまして。」

ビジネスマン向けの講演会に行ったら、
「この間の飲み会では失礼いたしました。お話しできませんで。」

初めての方にも親しみを感じてもらえてるということで。


2015.09.15

Say Hello !



軌道に乗ってくるとなんでも楽しいですが、
ここにもひとつ、永遠かと思われた闇に、
サイト完成という名の光が射してきました。
写真撮ったり、Adobe Museいじってはニヤけます。

そんな心に余裕が生まれた昨日今日、ふと思ったのです。
「あれ?これ何のために作っているのか??」と。
ポートフォリオサイトをふらっと検索する人はまずいないだろうし、
お仕事のご依頼も面識のある方か、そのご紹介。

フリーになって早3ヶ月、ちらりこんな疑惑が浮かびます。
「もしかして、なきゃないでいいのか?」

いやいや、友人が「元気でやってるかな?」って気にかけてくれたときに、
「元気でやってるよ!」のお便りになればいいなと。

目標、月内アップ!!


2015.09.04

最近のことと、HPプチ更新のお知らせ



身の回り記事のアップが続いておりましたが、
お仕事ブログを初更新。

本当にありがたいことに知人友人にお声がけいただいて、
面白いプロジェクトに参加させてもらっています。
どれもワクワクする内容で、
そのうちのいくつかは近日中にご報告できると思います!

また、ホームページをほったらかしにしておりましたが、
トップ画面にスライドショー機能を追加しました。
まだまだ肝心の「projects」ページには手をつけれてませんが、
お手隙の際にのぞいていただけるとよろこびます ヽ(‘ ∇‘ )ノ

*under constructionと表示される場合は、
 何度か更新ボタンを押して頂くか、キャッシュの削除を試してみてください。


2015.08.25

気づいてしまった . . .

Amazonのカスタマーレビュー好きで読んでます。
★★★★★はさらりと、
★★☆☆☆あたりをじっくりと。

内容とは別に読んでいて面白い現象だなと思っているのが、
最初の方に書かれたコメントと、それ以降のコメントが似ていること。
書き方とか、視点とか、切り口とか。
もちろん同商品の購入者間で趣味、興味が近いっていうのはあるだろうし、
バンドとか小説なら暗黙のファンルール的なのもあるかもしれない。

厳密な定義はわからないけれど、
批評とも、SNSのコメントとも違うこの感じなんだろう。
でもどっかで観たことあるんだよなぁ、、、と思っていたところ、
わたし気づいたのでした。

それはBBS!
昔はツンツンに尖ったバンドのサイトにも、
ちょいちょい実装されてた掲示板機能。
最近では取り入れているサイトも少なくなってきたけど、
改めてこのBBSってすごい発展的な仕組みなんじゃなかろうかと思ってきました。

誰かがポンっと”ゴール”を示すんじゃなくて、
直接的に繋がりはなくても、似たような人たちが、
同じトピックについて少しずつ肉付けしていくことで、
最適解や、イメージを共有する方法。
次にサイトの企画のお話を頂くことがあったら、
掲示板機能を盛り込むことを提案してみたいな。

そういえば、大好きなscopeではすでに取り入れて(残して)ますね!


記事とは全〜く関係ありませんが、
今日みたいなしっとりとしたお天気にぴったりな一曲。



今日もどうぞ良いいち日を


2015.08.17

悩める年頃

Oblique Strategies - あっ!と思い出して、引き出しから引っ張り出してみる。
使い方は簡単。壁に当たった時に「まいったなぁ」を頭に思い浮かべながら一枚引いて、
出てきた警句に悩みを当てはめてみる。

どれも抽象的な一文ですが、余白が多いぶん自分なりの解釈が許される。
問いが可視化されると、ぼやけていた悩みに輪郭ができるようだから不思議。

さて、今回は 'Remove ambiguities and convert to specifics.'
「考えてばかりいないで、具体的に手動かしてみたら?」みたいな感じでしょうか?

そうなんだよ、わかってるよ、、、


2015.08.04

ケイコとマナブ

看板文字、カリグラフィー、チョークレタリング、、、
手書き文字に興味全開のいまこの時にこのワークショップ

楽しみ ♪


2015.08.01

身の回りの小物たち その2

少し前、蔦屋代官山で憧れの写真集が平積みになっているのをみかけました。
アンリ・カルティエ=ブレッソンの「The Decisive Moment」です。

10年くらい前、一度だけ実物を見たことがあったのですが、
年期の入った黄ばんだマティスの表紙絵は、
「見せてください」なんてとても言えない金額の値札と一緒に
ショーケースの中に納まっていました。

そんな貴重な本の新品が、手に取れるなんて。
帰ってから調べたら、「世界一美しい本を作る男」のシュタイデル社が、
60何年ぶりに復刻したとのことでした。

ブレッソンといえば、「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」という
ドキュメンタリ映画を大学生の時に観たことがあります。
場所は渋谷にあるシネマライズだったと記憶しています。
シネマライズは個人的に思い入れの深い映画館で、
始めて行ったいわゆるミニシアターでした。
ふかふかの一人がけソファが、
こぢんまりとした空間にぽつり、ぽつりと置いてあって、
照明を落としたあとの薄暗闇と親密になる感じが大好きでした。

この映画は亡くなる直前のブレッソンを追った記録映像です。
気難しい大先生かと思いきや、どえらいチャーミングなおじいちゃんで、
その人柄に魅せられて気付けば70分の上映時間はあっと言う間に終わっていました。

その映画の冒頭にブレッソンが赤い万年筆を取り出して、
できたてほやほやの写真にサインを入れるシーンがあるのですが、
そこがなんでか気になって、DVD販売されてから何回もそのシーンを再生しました。

だから万年筆はブレッソンとお揃いの赤。


2015.07.14

ごほうび



Predawn × オオヤユウスケ (Polaris)のライブの抽選当たった!
しかも整理番号3番。

直前の締め切り、自力以上にがんばれそう。
ひひひひひっ (´艸`)


2015.07.09

身の回りの小物たち その1

(写真はPAPIER LABO.さんより)

これまでは郵便を受けとるときか、請求書を出すときくらいしか
出番が回ってこなかったハンコ/印鑑。
ところがコヤツ、環境が変わったら、ぐ、グ〜っと存在感を放ち始めてきた。

と、なると気に入ったやつが欲しくなってくる。
「もしハンコ作ることがあったらお願いしたいな」と
ひっそりと憧れていた昇文堂さんのハンコ

ちょうどいい機会かも。


2015.07.05

はじめまして

SNSを別として、個人のブログを書くのは33歳にして多分初めてです。
なにを書こうか改めて考えてみると、、、
なんか、気恥ずかしいですね。
とりあえず、ご挨拶と、テストをかねて。

これからも よろしくお願いします。


樽見 星爾
2015.06.36